第42回 ⽇本肺および⼼肺移植研究会

  • 会期:2026年1月24日(土)
  • 会場:ウインクあいち 5F 小ホール①②他
  • 会長:芳川 豊史(名古屋大学大学院医学系研究科 呼吸器外科学 教授)

ご挨拶

この度、第42 回⽇本肺および⼼肺移植研究会の会⻑を拝命し、2026年1⽉24⽇(⼟)に名古屋駅前のウインクあいちにて開催することとなりました。

本研究会は、肺及び⼼肺移植の諸問題に関する研究を⾏い、本邦における臨床応⽤への道を開くとともに、⽇本移植学会、⽇本呼吸器学会、⽇本胸部外科学会などの関連学会との密接な連携のもとに、この分野の進歩・発展に寄与することを⽬的として、1985年に発⾜しました。実際に、本研究会は毎年1回研究会集会を開催し、これまでに、移植関係学会合同委員会や臓器移植関連学会協議会などの関連研究会として肺および⼼肺移植分野の基礎的、臨床的資料を提供してきました。第9回(1993年)以降は、本研究会の記録として、発表抄録が⽇本移植学会誌「移植」に掲載され、また、2004年の第20回研究会以後は、我が国の肺・⼼肺移植の当該年のRegistry Report が作成され、本研究会で発表されるとともにホームページに公表されるようになりました。

本邦の肺移植は、1998 年に岡⼭⼤学における⽣体肺移植に始まり、2000年には東北⼤学と⼤阪⼤学でわが国最初の脳死臓器提供による肺移植が⾏われて以来、これまでに1000例を超える肺移植が⾏われてきました。その成績は、世界トップレベルでありますが、⽇本臓器移植ネットワークに肺移植希望者として登録してから肺移植実施までの待機期間は平均900⽇を超えており、移植希望患者数に⽐して提供臓器の不⾜は解消されていないのが現状です。⼀⽅で、近年の肺移植数の増加に伴い、移植医だけでなく、ICUや⼿術室など施設側への負担も増加しており、⼤きな問題となっております。今後、肺移植を持続可能に実施していくためには、移植適応評価の簡便化や移植コーディネーターの充実、移植医および移植施設への負担軽減など、働き⽅改⾰が導⼊され始めた本邦の医療事情の中での、新たな移植医療システムの構築が必要です。第42 回の本研究会では、皆様とともに、これらの課題について議論し、肺移植医療の未来の展望を語り合いたいと考えております。

芳川 豊史
名古屋⼤学⼤学院医学系研究科 呼吸器外科学 教授

開催概要

会 名 第42 回⽇本肺および⼼肺移植研究会
会 期 2026 年1 ⽉24 ⽇(⼟)9:00〜17:00(予定)
会 長 芳川 豊史(名古屋⼤学⼤学院医学系研究科 呼吸器外科学 教授)
会 場 ウインクあいち 5F ⼩ホール①②
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4 丁⽬4-38
TEL:052-571-6131
開催形式 現地開催
参加者数 200 名(予定)
参加対象 医師、研究者、医療従事者
講演内容 肺および⼼肺移植領域に関連する全般
事務局 〒466-8550 愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
名古屋⼤学⼤学院医学系研究科 呼吸器外科学内
担当:中村 彰太
TEL:052-744-2375/FAX:052-744-2382

アクセス

ウインクあいち

URL:https://www.winc-aichi.jp/

住所

〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38

TEL 052-571-6131

ウインクあいち

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